2024年12月19日
ご実家等のご売却に伴い、空家の建物解体前の遺品整理、生前整理のご相談、ご依頼が年々急増しております。ここ数年で月に4~5件程度のご相談、ご依頼を頂いております。
背景として、ご両親様が数年前にお亡くなりになられ誰も御住みではない空家のご実家を将来的にこのままにしていてもご相続された相続人に固定資産税の毎年の負担が重くのしかかるだけではなく一定の管理をする義務が発生致します。空家等対策の推進に関する特別措置法も近年施行され、一定の空家を管理されていない状態ですとデメリットが発生致します。空き家を適正管理する義務は所有者にあります。建物が老朽化して倒壊しそう、庭の草木が成長して道路まではみ出している、捨てられたゴミのせいで害獣が発生しているなどの場合、所有者はすぐにその状況を改善する必要があります。
「空家等対策特別措置法」では、所有者の義務である空き家の適正管理をしない所有者に対して、市町村が助言、指導、勧告といった行政指導、そして勧告しても状況が改善されなかった場合は命令を出すことができるようになりました。固定資産税も特定空家と指定をされてしまうと固定資産税も大幅に増額となります。
財務省は「平成27年度税制改正の大綱」で、特定空家等に指定された空き家については
固定資産税の軽減措置を廃止するための税制改正を行うことを示しました。
現在は「住宅用地の特例」により、土地の固定資産税が最大1/6、都市計画税が最大1/3へ減額されています。
特定空家等に指定されると、この減免措置が無くなるため、
土地の固定資産税・都市計画税が大幅に上がってしまいます。
結果として近年、空家の放置は年々、増加しておりますが、メリットよりも多大なデメリットが生じます。その際に、不動産会社に空家の売却をご検討、建物を解体とのご判断をした際に不動産会社にいわゆる丸投げをし建物解体と併せて室内の残置物を依頼すると思わぬトラブルが発生するケースがございます。
■よくあるトラブル事例~
①不動産会社紹介の解体業者に室内の残置物を建物と併せて依頼した所、捨てずに残して下さいと、事前に指示をしておいたが勝手に大切な家族の思い出のお品物も廃棄処理されてしまった。
■弊社メイドマンの対応として
事前にお見積時に、ご依頼者様に室内のお品物の中にお捜しのお品が御有りなのか?必ず事前にご依頼者様にヒアリング、お打合せをさせて頂いております。情報の共有として、「お品捜索ご要望書」「家財品整理除外品」の弊社の用紙に事前にご記述を頂き、きめ細かくご依頼者様がご不要と御指示頂いた各室内のお品物を各自治体の分別方法に基づきながら、同時進行で慎重にご確認をしながら「このお品はご依頼者様に一度ご確認を頂いた方が良いのでは?と長年の遺品整理、生前整理を従事している専門プロ業者として遺品整理、生前整理をすすめております。(遺品整理、生前整理のお品は故人、ご当人様の生きた証しのお品なのです。捨ててしまったら二度と貴重品、ご家族様の思い出のお品等は戻りません。)
②建物解体施工主がご不要と指示したからとの理由で、金品、貴重品を撤去の作業中に発見しても解体業者が持ち出してしまう。
■弊社メイドマンの対応として
弊社の取り組みとして当然ではございますが、いくらご依頼者様が全てご不要品です。と御指示を頂いても1円玉一枚、未使用の切手一枚でも必ず残させて頂いております。
人として当然ではございますが、全ては相続人様のご所有品なのです。
以前も、ご不要品と御指示を頂いたお品物の中に、押入のお布団とお布団の間から現金1,000万を発見致しました。
いくらご不要品だからと言って、見ず知らずの業者、人がご依頼者様のご家族の大切な思い出のお品物、家財品を触って処分をする現実がそこに有ります。何もご家族様の思い出のお品、貴重品の発見が結果として存在していなくても、ご確認をしながら、各室内の遺品整理、生前整理のお品物の目利きができる業者に御依頼する事がご依頼をされるご依頼者様のお気持ちの拠り所にもなるかと思います。
又、空家のお庭の生い茂った植栽剪定、伐採も同時に御対応もしております。
20数年植栽の剪定、伐採に携わるスタッフが現在のお庭のご状況を勘案しご近所様等に御迷惑が掛からぬ様、ベストなご提案をさせて頂き施工も致します。弊社、メイドマンで空家のお困りごとをワンストップで御対応をさせて頂いております。
③ご売却時に不動産会社より建物解体業者を丸投げ、紹介は必ずしもベストではございません。
ご売却時に不動産会社より紹介の建物解体業者に丸投げ、紹介は必ずしもベストではございません。
理由として、先ずは解体ご費用です。一般的に不動産会社より建物解体ご費用は通常価格より3割前後加算されていることが一般的です。全ての不動産会社ではないと思いますが、手数料として上記費用分の加算はよく耳に致します。ご依頼様として、個別に依頼、業者の紹介は手っ取り早い、面倒だからといって全て不動産会社に任せるとご費用も高騰になりケースがございます。
■弊社メイドマンの対応として
弊社が空家の遺品整理、生前整理のご依頼を頂いた場合、よく耳にする事が、売却に伴い仲介不動産会社に建物解体業者を紹介して頂いた所、とても高騰な見積額でした。とお話しを頂きます。弊社はご依頼者様のご要望がございましたら、遺品整理、生前整理のご依頼を頂いたご依頼者様には信頼のおける建物解体業者様を直接ご紹介をさせて頂いております。ご依頼者様にメリットとして、中間手数料のコストカットが可能となります。直接解体業者様をご依頼者様に御紹介となりますので、不動産会社の中間手数料の額がお安くなるケースがございます。(以前の例として、戸建ての住宅で不動産会社のご紹介建物解体業者と弊社が直接、ご依頼者様に御紹介をさせて頂いた建物解体業者のお見積額の差額が100万前後の違いがある場合もございました。)
遺品整理、生前整理時に御対応させて頂いた際に将来的に空家の建物の解体をご検討されておられるご依頼者様は御気軽に遺品整理、生前整理と併せてご相談下さいませ。
空家の遺品整理、生前整理のご依頼は名古屋市で創業28年(令和6年12月19日付け)のメイドマンにお任せ、ご相談下さい。有資格者の遺品整理士がご依頼者様に寄り添った遺品整理、生前整理をさせて頂きます。
名古屋の失敗しない空家の遺品整理、生前整理は業者選定が大切です。