後悔しないための賢い遺品整理の仕方

2022年08月08日

遺品整理をいつ行うかは人によって様々ですが、一般的には四十九日を過ぎてから行う場合が一般的ですが、、お部屋が賃貸物件の場合ですと、お家賃、その他のご事情上、故人がお亡くなりになられて間もなく行う事が最近の傾向として増加しております。

本来、遺品整理は亡き故人を忍びながらご家族、ご親族様で思い出を語りながら、執り行う事が最良な選択だと今も弊社は考えます。しかしながら、現代の世の中では核家族化や少子高齢化が進み、日本国内で総人口が減少する中で65歳以上の者が増加することにより高齢化率は上昇を続け、令和18(2036)年に33.3%で3人に1人となる。(内閣府調べによる)

その環境化の中、避けては通れない遺品整理を業者に依頼する事が年々増加しております。では具体的に遺品整理をどのように進めていけばいいのか、どの時点で業者に頼めばいいのか、解説したいと思います。

まず遺品整理を行う前に親族間での話し合いと了承を得ることが必要です。遺品には財産となるお品も含まれます。現金、有価証券、不動産の権利書、貴金属など、親族間でトラブルにならないためにも、まずは財産となるお品がどれだけあるか、ご相続に該当する方達でしっかり確認することが必要です。次に行うことは必要なお品、ご不要なお品を仕分けを行う事です。遺品の中には使えるお品や故人の方の形見となるお品も数多くございます。家電製品や家具、ちょっとした小物等、使えるお品はいくらでもあるはずですが、何でもかんでもという事はお勧め致しません。ご自宅のスペースのことや、同じお品がいくつもあってもお荷物が増え生活をするうえで、支障をきたします。よくお考えになられ、何を残すかを決めましょう。また形見となるお品はできるだけスペース、場所を取らない物にしておくことが、お勧めです。

本来、遺品整理は亡き故人を忍びながらご家族、ご親族様で思い出を語りながら、執り行う事が最良な選択だと弊社は考えます。しかしながら、現代の世の中では

さて残ったお品でもリサイクルできる物はまだあるはずです。お買い取りできる物は当然お買い取りしてもらう選択が賢明な選択です。買取業者に査定依頼する事もございますが、買取もできる遺品整理業者に依頼をした選択がご心労、お手間も軽減できます。ただし二社、三社で必ず比較しましょう。遺品整理に関してもご自分達の意向を業者がどこまで汲み取ってくれるかが最重要です。併せて高額なご費用は避けたいところですが、安価な業者が必ずしも優良業者とは言えません。よくご依頼者様に耳にする事は、安価だから親族の遺品整理を依頼したら作業当日、追加請求をされた、残して欲しいお品迄勝手に持っていかれた。業者の車両の駐車が横柄なため、隣家様に苦情を言われた。法令、コンプライアンスを無視して遺品整理をされた。不法投棄をされた。等々数多くの違法な業者のお話を耳にします。高額なお見積金額は論外ですが、あまりにお安いお見積金額にも内容を精査する必要がございます。

弊社は令和4年4月にて創業26年を迎えさせて頂きましたが、遺品整理の業界団体では遺品整理業者が安い、早い業者は必ずしも良い業者とは言えないと言われております。

先ずは、ご依頼者様のご要望に寄り添いながら、亡き故人様の遺品を真心込めて整理して頂ける業者を選定する事が第一となります。

ご遺族様でお捜しになられても見つからないお品、ご家族様の大切な思い出のお品物を捜索して丁寧に対応してくれるかどうか、お品物等を屋外への搬出時、建物の壁面、床等に傷つけないように配慮してくれるか、ご不用品として扱うお品物も粗雑に扱わないか、最後まできちんとやってくれるか、何よりも信頼できるか、よく見定めましょう。

遺品整理で後悔しないためにも業者選びは重要です。

このコラムが後悔しない賢い遺品整理の仕方として少しでも皆様のご参考になれば幸いです。