【実家の片付け・生前整理】親ともめずに片付けるコツを紹介!

2023年04月17日

高齢となった親が住む実家の片付けは、何かきっかけがないとなかなか手をつけられないということが少なくありません。同居していても大変ですが、離れて暮らしていると実家に通って片付けをすることになるため、体力的精神的に大きな負担となります。そこで今回はどのタイミングで実家の片付けをすべきなのか、また親ともめずに片付けを進めるためのポイントを詳しくご紹介します。

記事監修者紹介

一般社団法人 認定遺品整理士認定協会
認定遺品整理士(認定 第 IS 01336号)
第二種電気工事士 愛知県知事許可 (第147439号)

進 康祐(シン コウスケ)
経歴

1997年7月にメイドマンの運営会社、株式会社プラウドエーに入社。
2011年に認定遺品整理士の資格を取得。
現在、プラウドエーにて遺品・生前整理事業部 部長として職務にあたる。
2022年7月にて入社25年を迎える。

実家の片付けは、いつすればいい?

親が元気なうちに行う「生前整理」

実家の片付けのタイミングとしては、親が元気なうちにする「生前整理」がまず挙げられます。親の死後に行う遺品整理と違い、親の意思を尊重しながら整理ができることがメリットです。親が亡くなった後だと、自分の持ち物をどうしたかったのかが判断できず、見聞きしていなかった金品が出てきた場合には相続トラブルに発展することもあります。また整理をされないままの実家の片付けを一からするとなると、残された家族の負担が大きくなります。生前整理は、将来起こり得るトラブルをなくし、家族の負担を軽減することにつながるのです。

親が亡くなった後に行う「遺品整理」

「遺品整理」とは、親が亡くなった後にその持ち物を整理することです。一般的に親の持ち物の整理は「遺品整理」で行うことがほとんどです。遺言書があればその内容に従いますが、相続に関係のない生活に関わる品物は処分しなければなりません。同居していればある程度の持ち物は把握できていますが、離れて暮らしている場合は誰が遺品整理をするかでもめたり、持ち物の処分方法でトラブルになったりすることも少なくありません。また荷物の量にかかわらず、悲しみが癒えないうちに遺品整理の必要に迫られることも多く家族には大きな負担となります。

実家の片付けは親が元気なうちにしたほうがいい理由とは?

①怪我リスクを予防するため

片付けで発生しやすい怪我を未然に防げます。高齢になると思うように体が動かなくなるため怪我をしやすくなります。特に、片付けは重い荷物を運んだり、家具の移動や処分をしたりと体に負担がかかる作業です。まだ親が元気なうちに片付けを始めれば、怪我を予防できます。

②大事なものを紛失してしまうリスクを減らすため 

早めに片付けることで大事な物が紛失するリスクが減らせます。持ち物が増えると整理が追いつかなくなり、通帳や契約書が見つからないといったことが起きてしまいます。早めに整理をして大事なものを家族で確認し共有しておけば、何かあった時にすぐ対応できるようになることもメリットです。

③残された家族が相続関係でもめないため

多くの物があることで起きやすい相続のトラブルを防ぐことができます。言葉だけのやり取りで「あげる」といったことが、親の死後に問題になることがよくあるからです。親が何を大切にしていたか、また持ち物をどうして欲しいか家族で理解しておくことも大切です。

④老後の生き方を充実させるため

片付けにかけていた時間をなくすことで、趣味の時間を増やしたり新しいことにチャレンジしたりすることにつながります。親に老後を楽しく過ごしてもらうためにも、片付けを通してやりたいことを一緒に見つけることも片付けの大切な目的の一つです。

親ともめずに実家を片付けるコツ

①親と二人きりで作業をしない

片付けでもめてしまうことのないよう、できるだけ複数の人間で作業を進めましょう。片付けを早く進めたいと思うと、つい親のすることに意見をしたり文句を言ってしまったりしがちです。そうなると親も腹を立てて喧嘩になってしまいそれ以上片付けられなくなってしまいます。また親とのやり取りに時間を取られることもあります。スムーズに進めるためにも複数人で作業をしましょう。

②捨てていいかどうか必ず本人に確認する

時間はかかりますが、捨てるかどうかは本人の意向を確認しましょう。「いらないものだ」と勝手に決めつけるようなことはしないようにすることも大切です。処分していいのか、誰かに使ってほしいのか、自分で使いたいのか、本人がしたいことを聞いてその意向をかなえる方法を考えるようにしましょう。

③片付けることで何ができるか提案する

片付けてスペースができたら何ができるか、また処分したくないものを整理することでどういうことができるのか提案してみましょう。当人は捨てたくないと思っているだけで、実際にどう活用したいのかまでは考えられていないこともよくあります。例えば、お茶のセットがあるなら家族で集まってお茶会をやってみようと提案するだけでも気持ちを後押しできます。

④実家にある自分の物を先に片付ける

親の荷物を片付ける前に、実家に残っている自分の持ち物をまず最優先で片付けましょう。そうすることで新しく収納できる場所が広がる可能性もあります。親にスペースがないからと言い訳されたり、「あなたも片付けていない」と言われたりすることのないようにしましょう。

業者に依頼するのも選択肢のひとつ

物が多くどう片付けていいか分からない、また片付けの時間がなかなかとれないといった場合には、生前整理や遺品整理を専門としている業者に依頼する方法も考えてみることをおすすめします。専門業者に依頼した場合、早ければ半日、かかっても1日か2日で作業が完了します。不用品の引き取りもしてもらえるので、自分で処分や分別をせずに済むことも大きなメリットです。賃貸の場合は清掃まで対応してくれる業者に依頼すれば負担がかなり減ります。ただ、家の広さや片付ける物の量によっては費用がかかり、業者によっても対応できることとできないことがあることがデメリットです。また、見知らぬ他人に家に入られることに抵抗を感じることもあるでしょう。まずは家族で十分な話し合いをした上で、納得できる方法を決めるようにしましょう。

まとめ

実家の片付けは、必要に迫られてあわてて取りかかると、家族間で大きなトラブルに発展してしまうことも少なくありません。また遺品整理の場合、すぐに気持ちの整理が付かないということもあるでしょう。そういった場合、片付けや遺品整理のプロに依頼するのがおすすめです。メイドマンでは遺品整理士の資格を持つ担当者が生前整理のお手伝いをさせていただいています。持ち物に愛着をお持ちのお客様の心に寄り添い、ご一緒に整理のお手伝い・アドバイスをさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。