遺品整理で損をしないために知っておきたい【高く買取される遺品】

2022年11月17日

遺品整理は自分でするとしても業者に依頼するとしても、整理や処分に費用がかかります。
遺品の中には相続財産となる現金や預貯金だけでなく、リサイクル可能なものであれば業者に引き取ってもらい遺品整理費用に充てることが可能なものもあります
そこで遺品整理にかかる費用をコストカットするためにも、どんなものが高価買取可能なのかご紹介します。
知らずに処分してしまい損をしてしまったということのないよう、ぜひ遺品整理の前に今回の記事をお役立てください。

記事監修者紹介

一般社団法人 認定遺品整理士認定協会
認定遺品整理士(認定 第 IS 01336号)
第二種電気工事士 愛知県知事許可 (第147439号)

進 康祐(シン コウスケ)
経歴

1997年7月にメイドマンの運営会社、株式会社プラウドエーに入社。
2011年に認定遺品整理士の資格を取得。
現在、プラウドエーにて遺品・生前整理事業部 部長として職務にあたる。
2022年7月にて入社25年を迎える。

遺品買取で整理費用をコストカットしよう

遺品整理業者に依頼すれば、買取が可能な商品をすぐ引き取ってもらえるので費用をコストカット可能です。
自分で遺品整理をする場合には買取業者を探すところから始めなければなりませんが、業者であればその手間もかかりません。
遺品整理を業者に依頼すると費用がかかると考えてしまうかもしれませんが、買取をしてもらえれば大幅なコストカットが可能なのでトータルの費用は安くなる可能性があります

買取できる遺品一覧

装身具 時計/アクセサリー/着物/バッグ
家電 冷蔵庫 / 洗濯機・乾燥機 / 液晶テレビ / エアコン / マッサージチェアー / オーブンレンジ / 電子レンジ / 食器洗い乾燥機 / 掃除機 / ストーブ / ファンヒーター / 給湯器 / 扇風機 / / ドライヤー / カメラ / 空気清浄機 / 高圧洗浄器 / ミシン IH・ガスコンロ / ホットプレート / 炊飯器 / 電子ケトル / 電気ポット / トースター / コーヒーメーカー / ホームベーカリー / 照明器具
家具 ベッド / たんす / テーブル / ソファー / 机 / 椅子 / 食器棚 / 鏡台 / サイドボード/ じゅうたん/仏壇
オーディオ ブルーレイDVDプレーヤー / CDプレーヤー / ラジカセ / コンポ / ビデオデッキ / ホームシアターシステム / ステレオ / スピーカー / ヘッドホン
パソコン関連 パソコン・スマホ/ 液晶ディスプレー / ノートパソコン / プロジェクター / コピー機 / iPad
スポーツ用品 ゴルフ用品/スキー・スノーボード / スキーブーツ / サーフボード/ キックボード / スケートボード
趣味・嗜好品 カメラ/将棋盤・囲碁盤/骨董品/盆栽/洋酒・日本酒/美術品/切手/古銭
カー用品 乗用車/バイクマウンテン/ バイク / 自動車バッテリー / カーステレオ / カーナビ / 車椅子
楽器 ピアノ / 電子ピアノ / エレクトーン / キーボード / ギター / ベース / ドラム / バイオリン / 弦楽器
ゲーム ゲーム機 / ゲームソフト
農業工業機械 発電機 / トラクター / 運搬機 / 耕運機 / 草刈り機 / 製粉機 / 精米機 / 除草機 / 洗浄機 / チェンソー / 電動工具 /

高価買取が期待できる遺品は?

上記の一覧表に挙げた品名を見ていただければお分かりいただけるかと思いますが、家にあるほとんどのものが売却可能です。
ただ、売却ができるといっても保存状態によって引き取ってもらえないものもあります。
逆に保存状態にかかわらず価値があるものは高価買取の対象となります。
そこでここでは高価買取の対象となる遺品について詳しく見ていきましょう。

1.貴金属

貴金属や宝石は素材そのものに価値があるため、高価買取の対象です
貴金属というとジュエリーや装飾品が頭に浮かぶかもしれませんが、金や銀を使用したものも含まれます。
金歯や仏具、金縁眼鏡、食器やカトラリーといったものも買取の対象になるので勝手に判断して処分しないようにしましょう。
仏具はおりんや仏像が金でできている場合は貴金属として鑑定されますが、仏像は金でなくても美術品として買取の対象になることがあります。

2.高級腕時計

高級時計は愛好家が収集しており需要が多いため、新しい・古いに関係なく高価買取の対象です
一流メーカーのブランド時計であれば、傷があったり故障していたりしても買い取ってもらえる可能性があります。
またブランドの時計でなくても、宝飾品や年代物の時計はアンティーク品として価値があると判断される可能性があります。

3.美術品・骨董品

美術品や骨董品も高価買取の対象です。
これらは同じものがないことから希少価値が高くなります。
絵画や版画、ポスター、掛け軸は価値が判断しにくいですが物によっては高額になることがあります。
状態が悪いからといって捨ててしまうことのないようにしましょう。
茶道具や生け花に使う花器も買取の対象です。
この他古いお札やコイン、小判、切手も年代によって価値が変わるため高価買取となることがあります。

4.お酒

お酒は未開封であれば需要があるため高価買取される可能性があります
ブランドや年代、瓶の大小にかかわらず処分せずに保管しておきましょう。
また高温多湿になる場所、日が差す場所に保管しないことも大切です。

5.着物

着物は故人が着たものとして形見にしたり、布地として再利用したりすることが多いのですが、素材や織り方によっては希少価値があると判断されることがあります。
着物だけでなく帯や組紐も美術品として見なされる可能性があります。
判断が難しいので、価値が分かる人に鑑定してもらう必要があります。

6.ブランド品

ブランド品はブランド名やマークがあるだけで価値が高くなります。
保存状態によって評価は変わりますが、ブランドものであれば元の価格の上下に関係なく買取対象となるので、どんなアイテムでも保管しておくようにしましょう。

7.カメラ

カメラは一眼レフを始め、高額買取の対象です
趣味で購入する人も多く中古品の需要が高いので初心者向けからプロ向けまで幅広く買取対象となっています。
またレンズや三脚といった付属品も買取してもらえますので分からなくてもひとまとめにしておくといいでしょう。

損しないための遺品高価買取のポイント

遺品を高価買い取りしてもらうためには、対象となる商品をただ用意して引き取ってもらえばいいというわけではありません。
そこで少しでも損せず高く買い取ってもらうためのポイントについて詳しくご紹介します。

汚れを落としきれいな状態にする

買取してもらう前にできるだけきれいな状態にしておきましょう。
表面のほこりや汚れは可能な限り落としておくと印象が良くなります。
臭いもできるだけ落としましょう。
品物によっては水気が厳禁なものもありますので、できる範囲でしておきましょう。

季節ものは売れやすい時期に

家電や服は季節を意識して買取を依頼するようにしましょう。
扇風機やエアコンは夏前、ストーブやホットカーペットは秋から冬前が売り時です。
また冷蔵庫や洗濯機といった白物家電は就職や進学時期の春前が需要が高まります。
ただし品物によっては保管している間に状態が悪くなるものもありますので注意が必要です。

取説・保証書など付属品を付ける

取扱説明書や保証書といった付属品や入っていた箱があれば一緒に買取に出しましょう。
商品の価値が左右される可能性があります。

レアな非売品は保管に注意

非売品は価値が高いため、高価買取の対象になります。
非売品と分かる表示を確認する、箱やケースがあれば一緒に保管しておきましょう。
他のものと一緒になって分からなくなってしまうことも多いので、別に保管しておくといいでしょう。

遺品買取は信用できる業者に依頼を

大切な遺品を買取してもらう場合、信用できる業者に依頼しないとせっかく価値があっても安く買い取られてしまったりすることがあります。
またお金になるものだけを買い取り、他は引き取らないといった対応をされることもあります。
メイドマンは環境保全を考え、ゴミとならないようできる限り買取やリサイクルができるよう努めています。
大切な遺品はお客様のお気持ちに寄り添った整理をするメイドマン(https://maidman.net/ihin)にお任せください。