ご遺品整理とアナログ的な気持ち

2012年11月09日

昨日、名古屋市内でご遺品整理の作業を致しました。

ついつい、作業に没頭し作業風景の写真を撮影するのを忘れてしまいました。(残念!)

10月後半、弊社ホームページを拝見されたご遺族様から御見積のご依頼を頂き弊社に

御見積の後日にご依頼頂きました。ご遺族様は故人様の息子様で、2日間で合計5社の業者に見積もり依頼をされ

たそうです。その中から弊社にご依頼いただけた事は、ご遺族様曰く、「信頼できたし、正直、金額面でも安価な業者はいたが見積書提示もないし説明もおおざっぱで不安になった。」とおっしゃっておられ弊社もびっくり致しました。ご依頼されるご遺族様のお気持ちを察すれば当然ご不安になるのは当たり前ですよね!    (弊社からすればありえませんし、考えられません。)

さて、作業は比較的お荷物の形見分け等の作業もご遺族様で事前にされておられスムーズに進行致しましたが、念のためすべてのご遺品を弊社にて最終確認しておりましたら、なんと母子手帳と息子様と亡くなられたお父様と一緒に撮影したお写真が段ボールから発見されました。ご遺族様にお渡ししたら、息子様の赤ちゃんの時の手帳だと判明し、写真を拝見されながら、目頭が熱くなっておられました。

とても感謝されました。発見できてよかったです。

一通り整理作業をしていたら一般廃棄物業者さんがトラックで到着し不要物を引き取りに来られ、お部屋の中はお荷物が無い状態から弊社にて簡単な床清掃を行いました。

最後はご遺族様にお心遣いまでして頂き、逆に恐縮してしまいました。ご遺族様に「やっぱり御社に頼んでよかった!」とおっしゃって頂きました。そのお言葉が弊社にとって何より一番うれしいお言葉でございます。この時がこの仕事をしていて大変な作業も正直ございますが、最高にうれしい気持ちになります。

ご遺品整理もいろいろな業者が乱立しております。他社様はともかく弊社はどんなに世の中が変わっても、アナログ的な気持ちだけは絶対忘れず、ご遺族様との信頼関係、コミュニケーション、安心を大切に少しでも、笑顔でご遺品の整理が気持ちの整理につながれる様に日々業務に邁進していく所存でございます。