2013年01月25日

 

 

 ご遺品整理という言葉が定着してきたのは、まだ近年の事でございます。

 

以前は、故人様のご遺品はご遺族様が集まりご遺品の形見分けから整理まで全ておやりになられたケースがほとんどであったと思われます。

 

しかしながら現在はと考えるとご遺族様で全ての形見分け、整理までできないケースが非常に増加しております。

 

理由としては、日常生活の中で仕事が多忙の為、中々ご遺品整理に従事できない方やご遺族様が皆様ご遠方にご在住であり、日数をかけてできない方や故人様のご遺品の量が

 

大量の為、とてもご遺族様だけでは対応ができず故人様との大切な思い出のお品物等がご一緒に住んでおられないケースだと何処に何が置いてあるのかわからない為ご苦労を強いられます。

 

又、御遺族様もご高齢になられるとご遺品整理はかなりの重労働になります。

 

上記の理由等でご遺品整理を業者にご依頼されるご遺族様は年々増加の一途をたどっております。

 

しかしながら、本当は故人様の思いのこもったご遺品整理をできることなら最後までご遺族の皆様で思い出にひたりながら整理をしたいと思っておられます。

 

私共もご遺族様と御打合わせ時、ひしひしとお気持ちが伝わります。

 

特に当たり前ですが、弊社はほぼすべてのご遺品を確認し故人様の貴重品に該当する物やご遺族様との思い出のお品物全てをご確認をしっかり致します。

 

先日の事ですが、故人様宛てににプレゼントしたと推定できる子供様からプレゼントとして頂いたクレヨンで描かれた似顔絵の用紙を大切に保管しておられた故人様もおられご遺族様にお渡しした所、

 

小学校3年生の時に娘様がお亡くなりになったお父様の誕生日に似顔絵を書いて渡したものだったそうです。 [ こんなにお父さん大事にしまっておいてくれたんだ・・・] と感極まり号泣されたご遺族様

 

もおられました。

 

娘様にもとても感謝され、私共もこの仕事をしてて本当に良かったと思った瞬間でした。

 

だからこそ弊社スタッフ一同、そのご遺族様のお気持ちに少しでもご遺品整理を通して心のお気持ちの整理ができるように全力でお手伝い致しますと同時に真心こめて業務に

 

あたる必要がございます。しっかり気持ちをこめて・・・